金環日食
2012年5月21日
その時を待ってカウントダウン。
午前7時32分。
待ち構えて金環グラスを顔にのせる。
むむ、真っ黒。何も見えない。
グラスを外すと、雲が流れてグレーの回りに光る輪がくっきりみえた。みえた。
すかさずグラスをかける。
また雲に隠れる。
そんなわけで、なんとか見ることができた。
ふと周りを見渡すと、屋上で路地の辻つじで、お近所の皆さんが同じ方向を見上げる光景のなんと面白いことか。
東京では173年ぶり。
次に東京で見ることが出来るのは300年後の2312年4月ということで、一生に一度の5分間。
世紀の天体ショーに息をのんだ。
国政も国民が同じ方向を見上げる太陽の出現を待っている。
しかし、分厚い雲に隠れたままだ。
経済効果は、グラス購入で10億。
旅行移動など20億。
記念のリング購入など1億と計31億円とのこと。
いつもは財布のひもが固い、わが家のかみさんも買ってきたから、分かる気もする。
6月6日朝7時頃から昼1時にかけて、太陽の上を金星が通過する天体ショーPart2がある。
グラスはとっておこう。